初めてのミラーレスカメラ EOS M3
ずっとデジタル一眼カメラが欲しかったんですけど、高いしなかなか実現しなかったんですが、先日、ミラーレス機を買いました。
ミラーレスと普通のデジタル一眼レフとの違いについては説明しません(キッパリ。
そう、購入してからすでに1ヶ月くらい経っています。
未だに使いこなせていませんw
しかし。
iPhoneのカメラでは撮れなかった、こんな写真なんかも撮れたりします。
※ EOS RemoteというアプリでiPhoneに飛ばして、インスタグラムに上げてます。
うーん、ちょっとしたスナップなら、iPhoneのほうが思い通りに撮りやすいのだけど。。練習あるのみ。
自分の技術的なとこは置いといて、カメラ自体には大満足してます。
望遠レンズが欲しくなってきて、ちょっと困っているんですが ^_^;
かさばるし持ち歩かんやろ、と言い聞かせてます。
富山でのお花見
今年も桜が見頃を迎えていますが、お花見だったら金沢よりも富山のほうが充実しているなーと思っています。
松川べり、環水公演、高岡の古城公園、と「水辺と桜」の取り合わせを楽しめるところがお気に入りです。
ということで、今年じゃないんですが2011年に母とお花見遠足(?) をしたときのことを思い出しつつ、当時のツイートやら写真やらを今さら投下したいと思います。
写真はiPodTouchなので非常に見づらいですが、、
今日は37歳の誕生日(^_^) 代休をいただけたので、母と富山でお花見遠足。ライトレール乗るどー!
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2011, 4月 13
富山の町は広々してて気持ちいいです。平日だけどお花見してる人でいっぱい。
http://twitpic.com/4kk4gg
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2011, 4月 14
環水公園のスタバ行きました。
そしてライトレールに乗って港町・岩瀬へ。
港町だけあって、案内板には英語とロシア語が併記されています。
名物の三角どらやきを買ったり、昆布巻きを買ったり。
母が美味しいお店を教えてくれました。
北前船の交易で栄えた豪邸・森家を見学。
係りの方に詳しく案内していただけました。
そして!! 料亭松月でランチ。
すっかり春らしくなったお庭を眺めながら、旬を迎えた白エビなど。
ポートラムに乗ってます。岩瀬は北前船の寄港地で、金石や七尾とよく似た雰囲気の町でした。お天気がよくて、うららか〜( ̄∀ ̄)
http://twitpic.com/4kmd5f
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2011, 4月 14
最後に富山市の中心部に戻り、富山城や松川べりの桜も堪能。
楽しかったなー。また行きたいなー。
平成中村座金沢公演 「怪談乳房榎」
平成中村座の金沢公演から1週間がたちましたが、いまだ興奮覚めやらずという感じで、新聞の投書欄にも連日公演の感想が載っています。
またまた手抜きで申し訳ないのですが、当日のツイートで公演を振り返りますよ。
平成中村座 金沢公演「怪談乳房榎」もうすぐ始まります。 pic.twitter.com/wC5lP8SCzq
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
平成中村座金沢公演。パンフレットには英語の解説も載ってたので、ニューヨーク仕様なのかな。調子に乗って諸江屋の生らくがんまで買ってしまった。中村屋の角切銀杏の形ねんよ! pic.twitter.com/TAg1xdwtHh
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
2013年の赤坂大歌舞伎以来の怪談乳房榎。
幕開きの花見客が客席から登場するのはニューヨーク仕様?
二幕目の料亭花屋の二階の場は一階に変更された模様で、階段での早替りは襖の向こう側での早替りになってました。去年の納涼歌舞伎はどっちやったんかな。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
赤坂のときは幕開きで花見客があんなにばーーっと登場した印象はなかったんだけど、お関(七之助さん)と女中さんが客席の通路を通って登場されたんですよね。七之助さんが通られて嬉しかった。
今回、お関は客席ではなく舞台下手から登場でした。
料亭花屋、納涼歌舞伎ではちゃんと2階だったそうです。
花屋の二階といえば、正助が浪江にお菓子を食べさせるとこ、今日は中田屋のきんつばを一口で飲み込んでましたけど、獅童さん。その後のセリフ、めっちゃ言いにくそうやった。赤坂の時は赤坂銘菓やったよね。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
場面転換の間の寸劇はご当地ネタ大サービス。
料亭花屋の前には海の幸山の幸が旨い金沢に北陸新幹線で行こう!
花屋の後は近江町市場で美味しいもの食べられますよ!きんかんなまなまやし気をつけて!
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
ご当地ネタ続き。
滝の前には、滝と言えば滝の白糸!作者の泉鏡花は金沢の人!
加賀友禅が濡れないように気をつけて!普通のお召し物の人も気をつけて!
この時、二階席に姿を見せたのは誰だったんかな。以前勘九郎さんと聞いたことがあるような。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
一階下手の通路に面した席やってんけど、横の扉から役者さんが出入りするとき、花道代わりに使われるので、いっぱい間近で見られて得した(˶′◡‵˶)
勘九郎さんの足の速さ!一歩が大きいからびゅーんって去ってく。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
獅童さん良かった。色悪の凄みがあった!以前はなんか寂しい感じだったんだけど、セリフも迫力あって悪い感じだった!
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
重信殺しの後の浪江の見得が凄くてぞっとしたんだけど、そのまま汗だくの獅童さんが目の前通ってくんだもんな。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
七之助さんは安定の美しさ。蚊帳の向こうでマヨ太郎に添え乳してるとこ、鼻血出るかと思ったよ。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
ニューヨーク仕様でテンポアップしたんかな、疾走感があって瞬きする暇もなかったよ。でも、正助の哀しみと、マヨ太郎を助けるために幽霊になって出てきた重信には泣けた。あと勘九郎さんの江戸弁かっこいい。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
お関は、赤坂のときは武家の女性らしく凛とした佇まいだったんだけど、今回はもっと柔らかく弱い感じがしました。三幕で真与太郎と引き離されるところは涙を誘いました。(私だけ?!)
七之助さんの中で母性が育っているのか?!
歌舞伎の感想は私より主人の紹介した方がいいかもしれんね。
曰く、まだ興奮しとる。ライブの後みたい。演出の素晴らしさと早替りの凄さで途中でちょっと泣きそうやった。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
そして...
今朝いきなり主人が「危ないところをお助けいただきまして」とお関(七之助さん)の真似をしだして受けた。前に一緒に錦秋行ったときも、しばらく正礼附根元草摺の「はなーせー」の真似しまくってたもんな。素質あるよ。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 23
とりあえず、「東京とかまでわざわざ歌舞伎観に行く気持ち、分かったやろ!」と主人に力説してしまいました。
今回で地方公演の良さがよく分かりました。
歌舞伎を見慣れない客層のためか、意外なタイミングで笑いが起こったり、とにかく会場全体の熱気がすごかった! 役者さんたちも全身全霊で演じてくださった!
中村屋さんは金沢の町の節目には何度も公演で来てくださるし、地元からもすごく愛されていることを実感。
いつも来てくださって本当にありがとうございます!!
平成中村座金沢公演・お練り
3月18日に金沢で行われた平成中村座のお練りの様子をツイッターで振り返りますよ。
ようこそ平成中村座ご一行様♡ この勘九郎さんかわいいな… pic.twitter.com/AW9nxf38RE
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 17
当日はお練りに先立ち金沢駅の鼓門で鏡開きがありました。
鏡開き「金沢はおしとやかなイメージがありましたが、皆さん元気ですね」と勘九郎さん。 pic.twitter.com/oPYgYbSnZK
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
七之助さんは、先月お休みだったので、久しぶりに人前に出てめっちゃ恥ずかしい、とのこと。 pic.twitter.com/IrWa1sY9iw
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
これ、たくさんリツイートしていただきました。
勘九郎さんから新婚♡と紹介されていた獅童さん。熱い。 pic.twitter.com/iQWmovu1Cs
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
亀蔵さんは「毎年来たいくらい」と。ぜひそうしてください。 pic.twitter.com/1J2yupk56E
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
役者さんたちに一言ずついただいた後、「平成中村座」と書かれた樽酒で鏡開き。
そして、真横のバスターミナルからバスに乗り込み、お練りがある広坂に移動!
お練りの場所取りが百万石祭りのときみたいやww
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
しいのき迎賓館は諦めました。歌劇座の近くは人少なめです。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
そして...
お練り。勘九郎さん。近かった… 触れあえた… pic.twitter.com/GjDyM1hUZc
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
お練りの時、一瞬だけど勘九郎さんに握手してもらったら、ちゃんと両手添えてくださって、「日曜に観に行きます‼︎」って言ったら「そーお。」って、テレビとかでよく見る勘三郎さん勘九郎さんのあの相づちで、どんだけ素敵な人ねんて (。>Д<。) pic.twitter.com/dtn4TCstN6
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
お練り。獅童さん七之助さんの場合、ちょっと出されてる手を、沿道の人々が次々に握りしめるシステムであった。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 18
お天気にも恵まれ、夢のような1日でした。
公演初日までまだ日があることと、平日であったことから、沿道に詰めかけたのはほとんど地元の人だったと思います。それが思いのほか親密な雰囲気になってて、ほんとに初めての経験でした。
金沢でお練りが行われたのはこれが初めてとのことでしたが、マダムを中心に大いに盛り上がったので、機会があればぜひまたやってほしいです。
卯辰山山麓寺院群「心の道」お寺めぐり
3月に入って、なんとなく春の気配が感じられるようになると、どっか旅行に行きたくなります。
が、そうそう簡単に遠出もできないので、手っ取り早く金沢市内でお寺めぐりをしてきましたよ。
卯辰山山麓寺院群は、加賀藩3代利常公の時代に真宗以外の寺院が集められたのが起こりとされています。
スタート地点の天神橋までは武蔵からふらっとバスで出ました。
山裾の起伏の多い地形にお寺が密集しており、周りは住宅地になっています。
山沿いに住宅地が造成されるのは現代でもよくありますが、藩政期に開けた町となると、今のものとは趣が大分違っていて、細い路地や階段がそこかしこにあって、それを辿っていくのが面白いです。
階段を登るのはしんどいですが、東山から尾張町にかけての街並みを高いところから見晴らすのは爽快でした。
お寺の門前には、加賀前田家とのつながりであったり、泉鏡花の小説の舞台となったことであったり、といった由緒書きがあるので、読んでいるだけでも楽しい。
真成寺では、初代中村歌右衛門さんのお墓にもお参りできました。
松竹や成駒屋、播磨屋、萬屋さんなどから寄進された立派な玉垣を猫が一匹くぐって行きました。
そのお隣の龍国寺は、境内にお稲荷さんが祀られています。
加賀友禅の祖とされる宮崎友禅斎のお墓があることから、加賀友禅の作家さんやお店から寄進された真っ赤な鳥居が幾重にも重なっているのが不思議な感じでした。
また、茶道裏千家の祖、仙叟宗室のお墓がある月心寺、「飴買い幽霊」の伝説が残る光覚寺など、興味深いお寺がだくさんありました。
が、自分以外の観光客には全然会いませんでした。
すぐ近くのひがし茶屋街には、東京か?!(イメージ)っていうくらい大勢の人が詰めかけているのに。
まあ、石畳でも敷いて民家に格子戸でも嵌めて、カフェや土産物店でも開けば、人は来るでしょうが。
幸いなことに、今のところ庶民的な生活感まる出しなので、その気配はなさそうです。
金沢市が「心の道」として案内板をあちこちに設置しており、観光目的の人が訪れても大丈夫です。
(もちろん、マナー違反や迷惑行為をしないことが大前提です)
ありきたりの観光地では満足しない人は、ひがし茶屋街で1時間でも自由時間があれば、これらのお寺のいくつかを訪ねてみられてはいかがでしょうか。
ちなみに、帰りに尾張町の「ニワトコ」でランチを食べました。
店内での写真撮影を禁止しているおかげでしょうか、近江町市場やひがし茶屋街からもすごく近いのに、静かで落ち着いていて、物静かな女子がのんびり過ごしていたりします。
ご飯とおかずとお味噌汁と小鉢が全部美味しくて、店内はおしゃれ(PASCOのCMに出てそうな感じ)です。
ビタルコーヒー [俵町]
潮博恵 「古都のオーケストラ、世界へ! ──『オーケストラ・アンサンブル金沢』がひらく地方文化の未来」
去年出版されて以来、気になっていた本です。
古都のオーケストラ、世界へ! ──「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来 (2014/09/12) 潮博恵 商品詳細を見る |
図書館で借りて読みました。
少なくとも年に1、2回、多い年はもっと聞きに行っているオーケストラ・アンサンブル金沢についての綿密な取材をもとに書かれている本です。
金沢に住み始める前はアンサンブル金沢のこともよく知らなかったので、オーケストラ創設期のこととか初めて知ったことが多くてとても興味深かったです。
駅前に県立音楽堂ができたのと、金沢に嫁いできたのがほぼ同時期だったという、、音楽堂がない駅前なんて、ちょっと想像できないんだけれど。
しかも、ちょいちょい聞きに行くようになったのが井上道義さんが音楽監督になられてからだし。
本書の前半は、80年代から現在にいたる金沢の現代史としても読み応えがありました。
そして後半は運営の話、特に地域でのオーケストラの役割とか財政的なこととかは、納税者として他人事ではなく気にかけていかねばならぬ話題ですよね。難しいけど。
品物やサービスにかけるお金は節約できるけれども、文化とか技術とかの場合は、いちど廃れると復活させるのが難しい面もあるので、多少の出費は必要な気がしてきました。最近。
伝統工芸とか伝統芸能とかも同じですよね。