読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

諸江屋の生落雁

いただきものですが、金沢諸江屋さんの生落雁(なまらくがん)です。

生落雁

普通の落雁と生落雁ってどうちがうのでしょう。
落雁のほうが粉っぽさがなくてしっとりした感じです。

左側(奥)が「加賀宝生」。
少ししょっぱい落雁です。
金沢では藩政期から能や謡曲が盛んであったことにちなんだお銘です。
シャリっとした歯ごたえもあるけど、ふんわり(もっちり?)した食感でもあります。
ギシっとして重みがある感じは北陸に積もる雪みたいですね。

右側(手前)は「風流」。
平仮名の「の」の字をかたどった形がユニークです。
加賀藩の筆頭家臣である本多家に伝わる鎧の象嵌の文様を写しているのだそうです。
こちらはそば粉が入っていて、こうばしい風味。

私は「風流」のほうが好みかな?

あと、生落雁も美味しいけど、花うさぎのような口に入れたらふわんと溶ける普通の落雁も好物です。<お買い物>
 古都金沢百万石の風情 名店落雁諸江屋の 落雁詰め合わせ 「今昔(いにしえ)」