東野圭吾 「容疑者Xの献身」
直木賞受賞作、2006年のこのミス第1位などなど受賞作、ついに読みました。
容疑者Xの献身 (文春文庫) (2008/08/05) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
途中、数学のテストの話のくだりで、事件のトリック(オチ)は読めてしまいましたが、それでも読後に残る切なさは消えません。
献身ということで「ハリー・ポッターと死の秘宝」でその過去が明かされた「アノ人」と通ずるところがあるなあ、と。
「ハリポタのアノ人」のほうが憎まれっ子で、実際ひねた性格で、本人もそのことを自覚しつつ、もう、悪者としてしか生きられないのに、相手はもうこの世にいないのに、それでも純愛を捧げ続けてるのが切なかったけど。
こちらのほうも。
細かいこと言えば違いは多々ありますが、切ない。
ところでさっき、ウィキペディアで映画のほうの登場人物を見てしまったんですが。
私が勝手に抱いてたイメージが崩れたー。
自分的には草薙=佐々木蔵之介さんのイメージですw