読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

海堂 尊 「ジェネラル・ルージュの凱旋 (上・下)」

螺鈿迷宮」を読んだ勢いで、文庫化されたばかりのコチラも一気読み。

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)
(2009/01/08)
海堂尊

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ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫)
(2009/01/08)
海堂尊

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チーム・バチスタ...」、「ナイチンゲールの...」、「螺鈿迷宮」と殺人を扱ったミステリーが続いていましたが、本作はちょっと趣がちがってて、ミステリーというよりは、病院モノの小説、といった感じ。
白い巨塔」ふうエンターテイメント(?!)と言ってもいいかも。

主人公の速水先生がいいですね。
やんちゃ坊主が大人になったような感じで、仕事はめちゃくちゃデキるし。
ただ、そんなにチュッパチャプスばっか口に入れてたら虫歯になりますよ。。

時間軸で言えば、「ナイチンゲールの沈黙」と同じ日に始まり、同じ日に終わる物語。
つまり、「チーム・バチスタ」→「ナイチンゲール/ジェネラルルージュ」→「螺鈿迷宮」となります。
読む順番は、「チームバチスタ」→「ナイチンゲール」→「螺鈿迷宮」→「ジェネラル...」の順で読みましたが、特に違和感なし。
刊行順もこのとおりだったはずです。
下巻の巻末付録に色々書いてありましたよ

今まで読んだ中では、シリーズで一番気に入りました。

映画版の公式サイトはこちら→http://general-rouge.jp/index.html