ラ・フォル・ジュルネ金沢2009 [熱狂報告編]
行ってきましたラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2009。
当初、1日500円で出入り自由の交流ホールと、無料のエリア・イベントのみで1日過ごそうと思っていたのですが、気が変わりまして。
11:45からのコンサートホールのチケットを買いました。
フランスのオーヴェルニュ室内管弦楽団と小曽根真さんによるモーツァルトです。
オーヴェルニュ室内管弦楽団のほうは端正でかつ軽やか、小曽根さんはジャズピアニストらしくおしゃべりしているような演奏。
2つの相乗効果でとっても素敵な演奏が聴けました。
もちろん会場も大盛り上がりでしたよ。
あと、公式ガイドブックやホームページでは告知されていませんでしたが、モーツァルトの未発表直筆譜がお披露目されました。
フランスはナント市から金沢まではるばるやってきた1枚の楽譜です。
この楽譜がモーツァルトの直筆であると認定されるまでのお話や、どんな楽譜だと考えられているかなどについてナント市立図書館のアニエス・マルセト館長から説明があり、ストラディヴァリア弦楽四重奏団のダニエル・キュイエ氏が実際に演奏してくださいました。
音楽的には意味を成さないようなメモ書きのような内容とのことでした。
会場でパパゲーノさんとパパゲーナさんを発見。
キッズプログラムでした。
※"パパゲーノ"、"パパゲーナ"はオペラ『魔笛』の登場人物。
こちらもキッズプログラム。
エリア・イベントは無料ということもあってどこへ行っても人だかりができていました。
必然的に立ち見・・・。
でも誰でも知っているような親しみやすい曲が多くて楽しい雰囲気です。
青島広志先生のモーツァルト講座はテレビで見てる通りの楽しく分かりやすいものでした。
一緒に出てたピアノの女の子もよかったー。
さて、押すな押すなの無料コンサートにくらべて、ゆったりと楽しめたのが交流ホールでの演奏会。
新聞などの写真でお馴染みの、真っ赤な8角形のステージです。
1日500円で出入り自由、さらにリハーサル風景まで見学自由。
おすすめです。
ステージのまわり360度、どこからでも見ることができるので、こんなふうに後ろに座って演奏者気分で指揮者を見つめる、なんてこともできてしまいます。
あと、会場に行くとグルメクーポンを配ってまして、私も5%オフでブランチ食べました。
けっこうたくさんのお店で使えるクーポンでしたよー。