読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

「愛についての100の物語」 金沢21世紀美術館

ついに金沢21世紀美術館開館5周年記念展「愛についての100の物語」、見てきました。
愛についてのOpen Dialogueということで、夫についてきてもらいました。

美術について造詣のない私の、21世紀美術館での過ごし方はいつも「ぼんやり」。

光庭の隅っこで粟津潔氏の小さな作品をみつけたり、
音の出るピンポン台で女の子たちが遊んでいるのを眺めたり、
壁に描かれた木村太陽氏のシュールなラクガキふう作品を見てニタリとしたり、
本の装丁でおなじみの舟越桂氏の作品も見られたし。
スイミング・プールのへりに腰掛けて、アコーディオンの演奏と詩の朗読も聞いたし。
自分の鼓動に合わせて電球の光が明滅するのも見ました。
こういう乗り物が走ってるのも見ました。

あと、ここの展示室に来ると、いつも居心地よすぎて「住みたい」って思ってしまいます。
今回だったら、ダンボールの空き箱に小舟の映像が映し出されてる展示の部屋とかピンポン台の部屋。
あんな部屋でアイスティーかなんか飲みながら読書とかしたら気持ちいいだろうなあ・・・と妄想。

天井が高くて清潔感があって、ひんやりした感じが好き。

『100の迷宮』山本基あ、お供してくれた夫ですが、彼の感想は「で?だから?」。
ということで、2人の愛についての考察は深まりませんでした。