村上春樹 「1Q84 BOOK2」
ついさっき、1Q84 BOOK 2のほうも読み終えました。
1Q84 BOOK 2 (2009/05/29) 村上 春樹 商品詳細を見る |
なんというか、BOOK2に入ってから、どうも哀しい予感がして仕方がなかったのですが・・・
この終わり方は人によって救いがあるようにもないようにも取れそうですね。
私は・・・救いはあったと思うけど、哀しいことには変わりないです。
世の中には題名はよく知っているけれどちゃんと読んだことのない名作というものがあって、(ドストエフスキーとか、日本文学なら源氏物語とか)あくまでもイメージですが、1Q84もそれに類する作品なのではないかな。
壮大な宮殿のような。
とりあえず通して読みはしたものの、全容がつかめん(でも面白かった)、ていう。
だから解説本まで(すでに)出ているし。
村上春樹『1Q84』をどう読むか (2009/07/22) 安藤 礼二 商品詳細を見る | 村上春樹の『1Q84』を読み解く (2009/07/02) 村上春樹研究会 商品詳細を見る |
解説本まで読まずとも、何年か経って読み返したらもっと色んなことが読み取れるようになっているかもしれません。
そういう意味では今読み返したいのは、「1973年のピンボール」とか「羊をめぐる冒険」。
似てるところありますよね。
(今ならもっと色んなことが読み取れるようになっているかもしれません。)