佐々木譲 「笑う警官」
佐々木譲さんの小説って前から気にはなっていたんですけど、初めて読みました。
とても面白くて最後まで惹きつけられましたし、読みやすい文章で、あっという間に読めました。
去年映画化もされたそうです。
笑う警官 (ハルキ文庫) (2007/05) 佐々木 譲 商品詳細を見る |
個人で警察組織に挑んだ主人公たちがとにかくかっこよかったです。
佐伯と津久井の絆にしても、佐伯と「バンド」の仲間たちの関係にしても、読んでいて気持ちがいいですね。
紅一点の小島百合がかっこいい。
佐伯のスマートで頭の良いところもかっこいい。
(とにかくかっこいいんだね・・・)
反対に警察組織のほうは目を背けたくなる汚さです。
現実に北海道警の裏金問題ってありましたけど、信じられない。。
あと小説として読んだとき、やっぱりタイトルは改題前の「うたう警官」のほうがよかったのではないか?と思う部分が何箇所かありました。
そして続きが気になる。
続編、「警察庁から来た男」も読みます!
あ、その前に「イノセント・ゲリラの祝祭」の文庫を買ったので、そっちから。。