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読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

ヤン・ファーブル × 舟越桂 Alternative Humanities

金沢21世紀美術館でやっている「Alternative Humanities - 新たなる精神のかたち」という企画展を見てきました。
(実は中村屋にカレーを食べに行くついでに寄ったのでした)

ヤン・ファーブル舟越桂

永遠の仔〈3〉告白 (幻冬舎文庫)舟越桂さんというと、天童荒太さんの「永遠の仔」などの小説の装丁でお馴染みですが、何年か前に21世紀美術館のコレクション展で初めて直に作品を見ることができ、それ以来のファンです。

木彫りの作品の目をじっと見ていると、彼(作品)は哀しみも苦しさもすべて分かってくれているような気がしてきます。
全部分かって、受け入れてもらえると感じることもありますし、一緒に哀しんでくれているように感じることもあります。
今回は展示された作品数も多かったので、ちょっと泣きそうになりました。(涙もろい?)

首が長く伸びたアンバランスな体に表情だけが妙にリアルだったりして、主人は怖いと言っていました。
このへんの感じ方が人それぞれなのも面白いですね。


怖いといえばヤン・ファーブル氏の作品もそうで、動物の死骸(もろ虫とか、何かの骨とか、自身の血液とか)で作られた作品が多く、何とも心細い気持ちになりました。
普段、きれいなものや楽しいものだけ見て喜んでいたい性分なので・・・現代美術を見ると何だか黒いものに気づかされることもありますね。
同じ部屋に展示されていた宗教画を眺めては、何とか気を取り直してみたりしてました。

ヤン・ファーブル氏は21世紀美術館の常設展示作品、「雲を測る男」の作者としてもお馴染みですが、昔こんな作品のレビューを見たこともあり、コレオグラファー(振付家)なのだと思っていました。

8月31日までやっているので、機会があればまた行きたいです。
1人で行くのはちょっと怖いけど・・・舟越さんの作品に癒されたいので。。