今野敏 「蓬莱」
今野敏さんの警察小説、「リオ」のシリーズや「隠蔽捜査」のシリーズが大好き。
そこでテレビドラマにもなっている安積警部補のシリーズを読もうと思ったんですが、どこからどの順で読めばいいのかさっぱり分からず...
取りあえず講談社文庫の「蓬莱」から。
蓬莱 (講談社文庫) (1997/07/14) 今野 敏 商品詳細を見る |
読んでみたら主人公はゲーム制作会社の社長さんが主人公のお話でした。
(もちろん安積部補も出てきます)
ゲームの発売をやめるようにとの脅迫。
どうやらそのゲームには重大な秘密がプログラムされているらしい。
そしてそのゲームを作ったプログラマの不審な死。
ちなみにそのゲームは日本の古代史をモチーフにしていて、徐福伝説がからんできます。
古代史の謎とかが出てくるのも読んでて面白ーい。
プログラムの全体像を把握していなくてもコーディングの手伝いはできる、というのはまさにその通りなんだけど、さすがに最後のは気づくよなーーとは思いましたが。