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読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

冲方 丁 「天地明察」

読んだ

先日の東京への行き帰り、前から読みたかった冲方 丁さんの「天地明察」を読みました。

天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)
(2012/05/18)
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天地明察(下) (角川文庫)天地明察(下) (角川文庫)
(2012/05/18)
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江戸時代の初めに行われた改暦の大事業に挑んだ、碁打ちであり数学者であり天文学者でもあった渋川春海の奮闘を描いた小説です。
太陰暦(旧暦)には以前から個人的に親しみを感じていて、今日は旧暦では何月何日かなー、って見たりしていたんですが、旧暦って天体の運行とすごく密接で神秘的なんですよね。

その太陰暦の神秘に挑んだ春海の人物像がとても魅力的。
まー、何といってもやたらと涙腺の弱い主人公です ^ ^;
数学(算術)とか天文とかの自然の理の中での自己の立ち位置が直感的に分かっているというか、謙虚でありつつ強気で挑んでいくところは応援したくなります。
映画化されて、V6の岡田准一さんが春海の役を演じられたそうですが、子犬のようにキラキラしてて、涼やかで知的で、情熱を秘めた目元が春海のイメージにぴったりです。

映画化といえば、岡田さん以外のキャストは読了してから調べたんですが、すごく原作のイメージにはまっていますね。
特に市川猿之助関孝和とか!
他にも幸四郎さんとか染五郎さんとか、歌舞伎役者さんが出てらっしゃるし、映画のほうも見たくなりました。