平成中村座金沢公演 「怪談乳房榎」
平成中村座の金沢公演から1週間がたちましたが、いまだ興奮覚めやらずという感じで、新聞の投書欄にも連日公演の感想が載っています。
またまた手抜きで申し訳ないのですが、当日のツイートで公演を振り返りますよ。
平成中村座 金沢公演「怪談乳房榎」もうすぐ始まります。 pic.twitter.com/wC5lP8SCzq
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
平成中村座金沢公演。パンフレットには英語の解説も載ってたので、ニューヨーク仕様なのかな。調子に乗って諸江屋の生らくがんまで買ってしまった。中村屋の角切銀杏の形ねんよ! pic.twitter.com/TAg1xdwtHh
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
2013年の赤坂大歌舞伎以来の怪談乳房榎。
幕開きの花見客が客席から登場するのはニューヨーク仕様?
二幕目の料亭花屋の二階の場は一階に変更された模様で、階段での早替りは襖の向こう側での早替りになってました。去年の納涼歌舞伎はどっちやったんかな。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
赤坂のときは幕開きで花見客があんなにばーーっと登場した印象はなかったんだけど、お関(七之助さん)と女中さんが客席の通路を通って登場されたんですよね。七之助さんが通られて嬉しかった。
今回、お関は客席ではなく舞台下手から登場でした。
料亭花屋、納涼歌舞伎ではちゃんと2階だったそうです。
花屋の二階といえば、正助が浪江にお菓子を食べさせるとこ、今日は中田屋のきんつばを一口で飲み込んでましたけど、獅童さん。その後のセリフ、めっちゃ言いにくそうやった。赤坂の時は赤坂銘菓やったよね。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
場面転換の間の寸劇はご当地ネタ大サービス。
料亭花屋の前には海の幸山の幸が旨い金沢に北陸新幹線で行こう!
花屋の後は近江町市場で美味しいもの食べられますよ!きんかんなまなまやし気をつけて!
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
ご当地ネタ続き。
滝の前には、滝と言えば滝の白糸!作者の泉鏡花は金沢の人!
加賀友禅が濡れないように気をつけて!普通のお召し物の人も気をつけて!
この時、二階席に姿を見せたのは誰だったんかな。以前勘九郎さんと聞いたことがあるような。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
一階下手の通路に面した席やってんけど、横の扉から役者さんが出入りするとき、花道代わりに使われるので、いっぱい間近で見られて得した(˶′◡‵˶)
勘九郎さんの足の速さ!一歩が大きいからびゅーんって去ってく。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
獅童さん良かった。色悪の凄みがあった!以前はなんか寂しい感じだったんだけど、セリフも迫力あって悪い感じだった!
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
重信殺しの後の浪江の見得が凄くてぞっとしたんだけど、そのまま汗だくの獅童さんが目の前通ってくんだもんな。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
七之助さんは安定の美しさ。蚊帳の向こうでマヨ太郎に添え乳してるとこ、鼻血出るかと思ったよ。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
ニューヨーク仕様でテンポアップしたんかな、疾走感があって瞬きする暇もなかったよ。でも、正助の哀しみと、マヨ太郎を助けるために幽霊になって出てきた重信には泣けた。あと勘九郎さんの江戸弁かっこいい。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
お関は、赤坂のときは武家の女性らしく凛とした佇まいだったんだけど、今回はもっと柔らかく弱い感じがしました。三幕で真与太郎と引き離されるところは涙を誘いました。(私だけ?!)
七之助さんの中で母性が育っているのか?!
歌舞伎の感想は私より主人の紹介した方がいいかもしれんね。
曰く、まだ興奮しとる。ライブの後みたい。演出の素晴らしさと早替りの凄さで途中でちょっと泣きそうやった。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 22
そして...
今朝いきなり主人が「危ないところをお助けいただきまして」とお関(七之助さん)の真似をしだして受けた。前に一緒に錦秋行ったときも、しばらく正礼附根元草摺の「はなーせー」の真似しまくってたもんな。素質あるよ。
— /*daichi*/ (@4daichi14) 2015, 3月 23
とりあえず、「東京とかまでわざわざ歌舞伎観に行く気持ち、分かったやろ!」と主人に力説してしまいました。
今回で地方公演の良さがよく分かりました。
歌舞伎を見慣れない客層のためか、意外なタイミングで笑いが起こったり、とにかく会場全体の熱気がすごかった! 役者さんたちも全身全霊で演じてくださった!
中村屋さんは金沢の町の節目には何度も公演で来てくださるし、地元からもすごく愛されていることを実感。
いつも来てくださって本当にありがとうございます!!