森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」
昨年12月に待望の文庫化。
あちこちで絶賛されているのを見て、楽しみに待っていました。
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) (2008/12/25) 森見 登美彦 商品詳細を見る |
最近の私は、若者向けの恋愛小説やラブソングなんて「へっ」と思って見向きもしないやつなんで、恋愛ファンタジーもの、というとちょっと腰がひけますが・・・
けど、でも、この作品はウワサどおり面白かった!
京都の町を舞台に、主人公と、彼が思いを寄せる「黒髪の乙女」のまわりで起こる、極彩色の摩訶不思議な出来事。
賑やかなサブキャラクターたち。
京都ってこんなワンダーランドだったっけ???
そして、若さゆえの気恥ずかしくも切ない恋ごころ。
34歳の私でも、充分楽しめましたよー!
これ、映画化されたら面白い映像になるだろうなー。