読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

2012-01-01から1年間の記事一覧

年越し?蕎麦

年の瀬ということで、立て続けにお蕎麦屋さんに行ってきました。まず、田上の「石臼挽き手打ち蕎麦 蕎香」。 豪勢に天盛り蕎麦いただきました。私は普通の二八蕎麦ですが、主人は二八と更科の相盛りにしていました。(写真奥) 地元でもこういうシャキッとした…

乃南アサ 「すれ違う背中を」

12月の貴重な3連休ですが、最後はコタツで本を読んで終わりました。すれ違う背中を (新潮文庫)(2012/11/28)乃南 アサ商品詳細を見る「いつか日のあたる場所で」の続編にあたります。 刑務所に服役していたという過去を持つ2人の女性が、何とか自分の居場所を…

今野敏 「同期」

大好きな「隠蔽捜査」シリーズや「ハンチョウ」シリーズや「リオ」の樋口警部補シリーズの、今野敏さんの文庫を買ってきましたよ。同期 (講談社文庫)(2012/07/13)今野 敏商品詳細を見るこちらも警察小説です。 「同期」っていうタイトルがいいですよね。 同…

佐々木譲 「警官の血(上・下)」

「竜馬がゆく」を読破した後、何冊かの本を読みかけては挫折していたのですが、こういうときは一気読みできる警察小説に限る、ということで、前から読みたかった「警官の血」を買ってきました。 思惑通り一気読みになりました ^ ^;警官の血〈上〉 (新潮文庫)…

PFUクリスマスチャリティコンサート2012

去年お友達に誘われて行ってきたPFUのチャリティコンサートがとってもよかったので、今年は自分で応募して行ってきました。 今年のテーマは「ドビュッシー生誕150年記念 フランス音楽のエスプリ」。 最近好んでドビュッシーやラヴェルを(iPodで)聴いているの…

そばのはな のランチ [尾山町]

最近気に入っているのが、文教会館の向かいにある「そばのはな」のランチ。 町家なので間口は狭いですが、けっこう奥行きがあります。 奥のお座敷席でゆっくり話しながら食べるのも楽しいですし、一人ならカウンター席でも。ここの日替わりランチは、お肉、…

ギャベ展に行ってきました

先週のことですが、獅子吼高原までお友達とドライブしてきました。 お目当てはもく遊りんでやっていたギャベ展。ギャベ(ギャッベとも言います)というのは、イランあたりで織られている羊毛の織物です。 ペルシャ絨毯のような豪華絢爛なアラベスク模様では…

地元の丸いきんつば

先日、実家のお祭りで帰省したときに、おすそ分けでもらってきました。 地元のきんつばはこんな丸い形をしています。餡は甘めのこしあん。 皮の焼き色がついている部分は香ばしく、半生の部分はとろっとしててかすかな甘みがあります。 子どもの頃はこの半生…

奥能登へドライブ

石川県民になって10年。 先日、初めて奥能登までドライブに行ってきました。能登半島最北端、珠洲市にある「珠洲岬」、またの名を「聖域の岬」。 何でも有名なパワースポットだそうです。 7、8月に来たら、船を使ってパワーホールの近くまで行ったり、洞窟に…

山梨銘菓 桔梗信玄餅

お土産でいただきました。 ききょうやの「信玄餅」。 柔らかいお餅にきな粉と黒蜜がたっぷり。美味しかったぁー。 http://www.kikyouya.co.jp

行きと帰り [京都旅行編4]

京都旅行編のおまけ。行きのサンダーバード(数年ぶりに乗った)のシートに座ったら、目の前にAC電源が! 最近の電車って、こんないいもの付いてるんですねー。 バッテリーを気にせずに音楽聴いたり、iPhoneいじったりできました。 いいわー、これ。そして帰…

永観堂 禅林寺 [京都旅行編3]

京都旅行2日めは、朝食を終えてホテルを出ても、いまだ行き先が決まらず、じゃあ、銀閣寺にでも... とバスに乗りました。 が、車内でふと「南禅寺の山門で『絶景かな、絶景かな...! 』と洒落てみるのもいいかも」と思いつき、南禅寺・永観堂道で下車。 とこ…

ホテルモントレ京都 [京都旅行編2]

今回の旅行では、JRと宿泊がセットになっているプランを使いました。 宿泊は烏丸御池のホテルモントレ京都。地下鉄御池駅からすぐの便利な場所にあり、夕食前に錦市場まで散歩したり、夕食も近くで軽く飲みながらつまんだり。 錦市場は地元金沢の近江町市場…

定期観光バス [京都旅行編1]

定期観光バス特別コース「京の夏の旅」に乗車してきました。 決して安くはないのですが、テーマに沿って効率よく観光地を回れますし、個人ではちょっと思いつかないようなスポットがコースに入っていたり、豪華なランチがついてきたりするのが魅力です。申し…

司馬遼太郎 「竜馬がゆく」

今まで何となく読まずにきた「竜馬がゆく」をついに読みました。 面白かったです! 文章も読みやすかったし、出だしからなにやら爽やかなチャンバラ小説風で、ぐいぐい引き込まれました。 実際、休みの日は1日1冊以上のペースで読んだこともあったし、全8冊、…

浅田次郎 「日輪の遺産」

じっくり時間をかけて読めそうなものを... と読み始め、 少し読んでは休み、読んでは休みして、読了まで1ヶ月以上かかってしまいました。 日輪の遺産 (講談社文庫)(1997/07/14)浅田 次郎商品詳細を見る終戦前後とバブル崩壊後、2つの時代を行き来しながら、…

最近のご飯写真

1ヶ月更新しないと変な広告が出るみたいなので、とりあえず更新。 テーマは最近撮ったご飯写真から。 これは外食。 家でのご飯はこんな感じ。 マンネリ化しています。。 今日は手抜きで冷やし中華。 でもさっぱりしていて食べやすくていいよね。 この前大量…

佐々木譲 「廃墟に乞う」

佐々木譲さんの直木賞受賞作です。 こういう警察小説は、読み始めると夢中になり、一気に読み終えてしまうので、何冊買っても追いつきません。。 廃墟に乞う (文春文庫)(2012/01/04)佐々木 譲商品詳細を見る佐々木譲さんといえば、ということで本作も北海道…

今野敏 「半夏生」

半夏生とは雑節のひとつで夏至から数えて11日めあたり。 同じ名前の植物もあり、ちょうどこのころに花が咲いて、葉っぱが半分だけ白くなります。 お茶の先生の家にもあったけど、不思議ー。 半夏生―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)(2009/02)今野 敏商品詳細…

今野敏 「最前線」

引き続き臨海署安積班シリーズの短編集。 1日1冊ペースで読める、、 最前線―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)(2007/08)今野 敏商品詳細を見る表題作の「最前線」は安積班で一番影が薄い?桜井刑事の目線で刑事としての成長とは? をテーマにしたお話。 そして…

今野敏 「陽炎」

臨海署安積班シリーズの短編集。 陽炎 (ハルキ文庫―東京湾臨海署安積班 (こ3-16))(2006/01)今野 敏商品詳細を見る係長の安積警部補の活躍はもちろんですが、普段脇役っぽい村雨部長刑事や黒木刑事の目線で書かれた短編もあって、群像劇として楽しめます。 安…

今野敏 「残照」

臨海署を舞台にした安積班シリーズ。 残照 (ハルキ文庫)(2003/11)今野 敏商品詳細を見る殺人事件の容疑者は「伝説の走り屋」と呼ばれる少年、風間。 なんといっても風間のスカイラインGT-Rと交通機動隊・速水小隊長のスープラ・パトカーの高速バトル、峠バト…

今野敏 「神南署安積班」

引き続きハンチョウのシリーズ。 こちらは「蓬莱」とは違って安積警部補が主人公。 短編集でした。 神南署安積班 (ハルキ文庫)(2001/12)今野 敏商品詳細を見る安積警部補と安積班の面々 − 村雨部長刑事、須田部長刑事、黒木刑事や交通課の速水といった登場人…

ラ・フォル・ジュルネ 金沢 2012 - ピロシキ編

ラ・フォル・ジュルネ 金沢「熱狂の日」音楽祭 2012、5月5日の本公演の感想です。 いきなり音楽の話題から離れて恐縮ですが、今年のラ・フォル・ジュルネ 金沢でちょっとした話題になっていたのは地元の料亭とコラボした特製ピロシキ。 本公演の期間中に音楽…

ラ・フォル・ジュルネ 金沢 2012 - 「バレエの日」編

毎年恒例、ゴールデンウィークはラ・フォル・ジュルネ 金沢 です。2012年、今年のテーマは「サクル・リュス」ロシアの祭典です。 ロシア音楽と言えばチャイコフスキー。 チャイコフスキーといえばバレエ音楽。 ということでまずは本公演に先駆けて4月29日に…

今野敏 「蓬莱」

今野敏さんの警察小説、「リオ」のシリーズや「隠蔽捜査」のシリーズが大好き。 そこでテレビドラマにもなっている安積警部補のシリーズを読もうと思ったんですが、どこからどの順で読めばいいのかさっぱり分からず... 取りあえず講談社文庫の「蓬莱」から。…

東野圭吾 「聖女の救済」

ガリレオ先生のシリーズが文庫になってたので購入。 聖女の救済 (文春文庫)(2012/04/10)東野 圭吾商品詳細を見る被害者の妻・真柴綾音の雰囲気が「白夜行」に出てくる雪穂とちょっと通じるところがあって、読み始めた早い段階から怪しいわー、と思っていたの…

「日本芸能の源流 祈り」

県立音楽堂での企画公演、「祈り」見てきました。日本芸能の源流 「祈り」茂山千五郎さん、茂山七五三さんによる狂言「釣針」 井上八千代さんの京舞 地唄「鉄輪」 市川團十郎さんの歌舞伎舞踊 長唄「三番叟」踊りといい演奏といい、当代一流の方々を地元で見…

宮部みゆき 「蒲生邸事件」

時期的にぴったりということで、2・26事件をモチーフにした、宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」を読みました。 蒲生邸事件 (文春文庫)(2000/10)宮部 みゆき商品詳細を見る時期がぴったりだった上に、読んでいる間に東京で大雪が降ったりして、二重にリアルと小…

今野敏 「疑心 - 隠蔽捜査3」

今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズ3作目、「疑心」を読みました。 疑心: 隠蔽捜査3 (新潮文庫)(2012/01/28)今野 敏商品詳細を見るアメリカ大統領が来日することになり、大森署の署長・竜崎は第二方面警備本部本部長に抜擢されます。 これが異例の人事だった…