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読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

OEK第272回定期公演 金聖響の第九

音楽堂行ってきました。
3階のバルコニー席ですが、前日の夕方にやっとチケットを買って、行ってみたらコンサートホールは満席!
金聖響さん、森麻季さん効果でしょうか。
身を乗り出さないと指揮者すら見えない席でしたが、3000円ですから文句は言えません。

オーケストラ・アンサンブル金沢
第272回定期公演 フィルハーモニーシリーズ

OEKの第九ベートーヴェン
序曲「レオノーレ」 第3番 Op.72b
交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 「合唱付」

指揮 金 聖響

ソプラノ 森 麻季
アルト 押見 朋子
テノール 吉田 浩之
バリトン 黒田 博

合唱 大阪フィルハーモニー合唱団
合唱指揮 三浦 宣明

ベートーヴェンって肖像画の顔が恐いし、難解そうで、いままで食わず嫌いしてたんですけど、聴いてみたら最初から最後までとても素晴らしかったです。

割とポピュラーな第1楽章、弦楽器のアンサンブルが素晴らしかった第2楽章、穏やかな大気のような美しい第3楽章。

そして有名な合唱付き第4楽章!
別名「歓喜の歌」

日本人が年末になるとこぞって聴きに行く理由が分かった気がします。

この有名な曲はシラーによる詩に付けられたもの。
その詩にいわく、この世は歓喜にあふれている!
「生きているだけで素晴らしい」なんて、とてもとても実感しにくいことを、圧倒的な音の洪水で知らしめてくれます。
今年も悲しいことや悔しいことや、色々あったけど、私は歓喜に満ちた生を生きている。来年はもっといい年になるように頑張ろうっと。
そんな気持ちになるから、年末には第九、なのかな。

初演はベートーヴェンが53歳のとき。
聴力を失った作曲家が紡いだ歓喜の世界は、とてもとても美しくて感動的でした。

指揮の金聖響さんは1970年生まれ。
私が1974年生まれですから、まずまず年が近い。
そんな親近感からか、棒を振ってる後姿は(失礼ながら)なんだかサラリーマンのよう。
ですが、
その両手と、延長線上にある奏者たちが一体となって、まるで音を奏でる1つの有機体のように見えたのが面白く、身を乗り出してずっと見てたらあっという間に時間が過ぎました。

明日は大阪公演だそうです。
忙しいですね ^ ^