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読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

高円宮殿下記念 ローザンヌ・ガラ 2010

バレエのこと

こどもの城 青山劇場でローザンヌ・ガラを見てきました。
2009、2010のローザンヌ出場者も出演ということで?バレエスクールの後輩らしき子どもたちもたくさん見に来ていました。
みんな頭が小さくて首が長くて、脚が長くて、かわいいねえ〜。

ローザンヌ・ガラ2010

芸術監督・熊川哲也氏によるものか、全体的に古典と現代作品のバランスもよく、テンポよく進んだ公演でした。

コンテではフォーサイスの作品がエキサイティングで会場も沸いていました。
齋藤亜紀さんのよくコントロールされ、鍛えられた身体がかっこよかったです。
中村恩恵さんは自身が振付された作品を首藤さんと踊られたわけですが、コレオグラファー自らによる踊りが見られてよかったです。
首藤さんはかっこよかった。横隔膜から腹筋がぐいーんと中に入ってる。
あ、漫画家の山岸凉子さんとメディア・ファクトリーから首藤さんにお花が届いていました。
「譜と風景」も「アレス・ワルツ」もめちゃかっこよかった。

私の席は1階前から7列目の下手寄り。
オペラグラスなしで、ダンサーの表情までよく見える席でした。
崔由姫さん可愛かった。。
が、
舞台の下手側が緞帳にかくれて見えなかったんですよ!
ロミオとジュリエット」バルコニーのPDDでバルコニーのセットがほとんど見えない。
下手の奥ってバリエーションでもよく使いますが、見えない。
佐々木さんのコンテも数小節間姿が見えなくなっていました。
・・・ぜいたく言っちゃだめですが。

「海賊」のグランを踊った河野舞衣さんはさすが若さいっぱいの溌溂とした踊りで好感がもてました。
アリを踊ったミュンヘン・バレエのプリンシパルの男性が、透き通るような白い肌にサラサラヘアーという、ちょっとアリのイメージとは異なるビジュアルで、最初はびっくりしましたが。
びっくりしたといえばグラン・フェッテで会場から手拍子がおこったこと。
マナー違反だと聞いていたのですが・・・そういえば大阪でKバレエの海賊を観たときも手拍子が起こって、地域性かな?と思っていたのですが、、去年の世界バレエフェス(東京文化会館)ではそんな場面は1回も見なかっただけに、???です。

SHOKO(中村祥子)さんが髪をばっさり切られていてびっくり。
初めて見る生SHOKOさんの踊りはとってもクールに見えました。
ロイヤルからの崔由姫さんはイメージどおりとても愛くるしい方でした。
蔵さん平野さんはすらーっとスタイルがよくてかっこよかった。
ABTの加治屋さんの踊りは柔らかく軽やかなイメージでした。

オープニングとエンディングには去年と今年のローザンヌ出場者たちが男女5組で登場して、踊りを披露してくれました。
みんなすでに発表会やコンクールなど大きな舞台で踊ることに慣れている感じを受けましたが、特に男の子たちが楽しそうに踊っていたのが印象的でした。
みんな仲良さそうです。
女の子は真っ白なチュチュ、男の子の衣装も上下白で、未来のエトワールの卵たちにぴったり。

(今回芸術監督の)熊川哲也さんや吉田都さんが海外で活躍したダンサーの先駆者としたら、彼らが切り開いた道で今まさに輝いているのが今回出演されたダンサーたちであり、そこを目指して留学する(もしくは留学中)のがオープニングの男の子女の子たちや佐々木万璃子さんであり、さらに客席にはそんな先輩たちの背中を追っかけている子どもたちがいる・・・と、見事にラインができていることにちょっと感動し、清清しい気持ちになった公演でした。



- プログラム -

  • オープニング -

「Pas de Dix des Petites Etoiles」
〜2009・2010年ローザンヌ国際バレエコンクール出場者による〜
振付:キミホ・ハルバート
アクリ瑠嘉・池田武志・衛藤ひなの・佐々木まどか・中ノ目知章
益子倭・水谷実喜・宮崎真衣・山本勝利・吉田合々香

  • 第1部 -

「ラ・バヤデール」よりヴァリエーション
振付:プティパ
佐々木万璃子
(2010年スカラシップ

眠れる森の美女」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:プティパ
神戸里奈(Kバレエカンパニー)
蔵健太(英国ロイヤルバレエ団)

「譜と風景」
振付:アレッシオ・シルベストリン
金田あゆ子(金田・こうのバレエアカデミー)
横関雄一郎(山本禮子バレエ団)

「タイス」パ・ド・ドゥ
振付:F.アシュトン
崔由姫(英国ロイヤルバレエ団)
平野亮一(英国ロイヤルバレエ団)

「In The Middle, Somewhat Elevated」より
振付:ウィリアム・フォーサイス
齋藤亜紀(ロイヤル・フランダース・バレエ団)
ウィム・ヴァンレッセン(ロイヤル・フランダース・バレエ団)

  • 第2部 -

「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
振付:プティパ
河野舞衣(ミュンヘン・バレエ)
ルカス・スラヴィツキー(ミュンヘン・バレエ)

「Traces」
振付:キャシー・マーストン
佐々木万璃子

ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ
荒井祐子(Kバレエカンパニー)
清水健太(Kバレエカンパニー)

「アダージェット〜アレス・ワルツより」
振付:レナードツァネラ
SHOKO(ベルリン国立バレエ団
ヴィエスラフ・デュデック(ベルリン国立バレエ団

「The Well-Tempered」
振付:中村恩恵
中村恩恵
首藤康之

チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:G.バランシン
加治屋百合子(アメリカン・バレエ・シアター
ジャレッド・マシューズ(アメリカン・バレエ・シアター