若林正恭 「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」
FC2から移行してきて最初の記事です。
過去の記事もちゃんと読めてるといいんだけど。
突然ですが「しくじり先生」というテレビ番組が好きです。
先生役で出演されるタレントさんの豪快なカミングアウト話が面白いというのもそうなんだけど、一歩間違えたら嫌ーな感じになりそうな題材を、割とからっとした娯楽番組にしてるとこが見やすくて好き。
で、 どうして雰囲気が悪くないと感じるのかなと思ったら、関根勤さんをはじめとした生徒役のタレントさんたちがいいのかな、と。
つまり人の失敗話を興味本位で面白がって聞いているんだけど、上から見下したり、レッテル貼りをしたりしないし、先生役のゲストの話をまるっと引き受けて聞いてる感じが好きなんだな。(それって結構大切な気がする)
そんな「しくじり先生」で担任役をされている、オードリーの若林さんの本です。
お正月休みに読みました。
きっかけはピース又吉さんのツイートです。
オードリー若林さんの、完全版『社会人大学人見知り学部卒業見込』を読んだ。刺さりまくった。一つのことを考え抜いた論理的思考が凄まじい。これは誰にも真似できない。泣ける。でも、若林さんの、凄いとこは、それさえも感情で、情熱で、熱量で超越するところ。だから、好き。ありがとうございます。
— 又吉直樹 (@matayoshi0) 2015, 12月 27
これを目にした日の帰り、たまたま本屋に寄って立ち読みしたら、数ページで気に入ってしまいました。
自分も人見知りなところあるんですよね。
今年はもう42になるんで、もうずいぶん長いこと社会人してますけど、頭の中でぐるぐる考えてることって意外と進化していないのか、読んでいて何度も「分かる分かる!」ってうなずいてました。
頭の中でぐるぐる考えていることって、言葉にするのが難しいと思うんですけど(私はできません)、よくぞそれを文章にして、本にまとめてくださった!! と感動しきりですよ。
蛍光ペンで印つけながら読みたいくらい。
今年最初の読書はそんな感じでした。