真山仁「ハゲタカ II（上）」 - 読んだり食べたりした記録

「ハゲタカ」に続いて「ハゲタカII」も読み始めました。
とりあえず上巻読了。

「ハゲタカ(１)」の約1年後、前作に登場した主要人物の「その後」からお話は始まります。
前作は（経済に疎い自分にとって）ややお勉強的な難しさもありましたが、今回のはエンタテイメントとして面白く読めてます。
今のところは。

特に（上巻の）後半、2か所でほぼ同時進行で行われていた2つの会談（会議）の様子がひたすら交互に続くところ、（あれ何ページくらい続いてたんでしょう?）圧巻でした。
読者を引きつけて離さない自信がなかったら、こんな長々と書けないでしょう。
実際、前作より小説が上手くなってる気がします。

飯島怖いですね〜。
日本の企業の悪い面を象徴する存在ですね。
いつか倒せる日が来るんでしょうかね。

さあ、いよいよ下巻ではシャイン（→キャノン）のお話が本格的に展開していきます。
さっそく読みますか。