読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

藤城清治 光と影のファンタジー

金沢21世紀美術館で開催されている藤城清治さんの影絵展を見てきました。

チケット
藤城清治 光と影のファンタジー


藤城清治さんというお名前にピンとこなかった人でも(私です)印象的な瞳の小人や猫や少女の影絵は見たことあるはず。
例えば絵本、子ども雑誌、テレビCM、小学校の国語の教科書の挿絵などなど。
会場に入った瞬間から懐かしさでいっぱいになりました。

笛を吹いたりバイオリンを弾いたり踊ったり冒険をしたりしている小人たち、虹色の木が生えた丘、海、でも一番可愛かったのは猫ちゃんたち!
猫の大相撲とか可愛すぎる・・・。

藤城さんは1924年ねずみ年生まれ。
今でも毎年たくさんの新作を発表されていますし、全国を飛び回っておられます。
それだけでもお元気だなあ、と思うのですが、作品の一つ一つが優しくて夢があってユーモアもあって、作品だけじゃなくて、そこに添えられたコメントを読んでも、いたく感動しました。
80代でもこういう心を持ち続けられるのだから、30代も負けてはおられぬ。。
ちなみにうちの祖母と同い年です。

あと、展示されていた作品の数が半端なく多かったです!!
全部見るのに2時間くらいかかってヘトヘトになりました。
あの市民ギャラリーAの中をどんなふうに仕切ったらあんな長い順路が作れるのやら・・・。

おみやげに栞とポストカードを買いました。

しおり    ポストカード