司馬遼太郎 「坂の上の雲(三)」
勢いづいて「坂の上の雲」三巻も読了。
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫) (1999/01) 司馬 遼太郎 商品詳細を見る |
長い話だし、そろそろペースダウンしてくるかと思いきや、むしろペースアップ。
開戦までの背景も、日本・ロシア双方の側から、国際情勢を交えて充分に説明されつくしたところで、日露戦争開戦。
旅順をめぐる攻防や陸軍の上陸作戦など、手に汗にぎる思いで読んでいます。
うまく説明できないけど、ガンダム的な面白さが出てきた。。
登場人物が多くなりましたが、前に出てきた人が再登場するときにはちゃんと説明が繰り返されていたりいて、読んでいてもあまり混乱しないです。
(ちゃんと説明されているからこんな長くなっているのかー)
それに魅力的な人物が多すぎる。
ところで少将 秋山好古 = 阿部寛さん = 榎木津礼二郎。
映像化されたときのキャスティングが、、っていうだけじゃなく、スケールの大きさが。
あと、彫りの深い西洋人のような面差しが。
うーん、でも秋山好古は榎木津のような怪人なのか?