読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

雪の21世紀美術館とオラファー・エリアソン

常識的な金沢市民でしたら、今日のような休日の朝は家の周りの雪かきに汗を流すものだと思うんです。
だから(?)今まで雪の日の金沢観光ってあんまりしたことありませんでした。

が、

今朝は所用で出たついでに金沢21世紀美術館に行ってきました。

雪と椅子   雪と椅子

見てきたのは「オラファー・エリアソン - あなたが出会うとき」という展覧会です。

光や影や風や水を使った作品たちが展示室だけでなく通路にも配されています。
まず入ってすぐの「スターブリック(Starbrick)」でさっそく感動スイッチが入りました。
いつもの21世紀美術館とは違う空間にいるみたいで、ちょっと新鮮で探検気分でした。

「動きが決める物のかたち(Object defined by activity)」と名づけられた3つの作品は、水にストロボライトが当てられています。
水がクリスタルのティアラみたいに見えて、とてもきれいでした。

「ゆっくり動く色のある影(Slow-motion shadow in color)」や「あなたが創りだす空気の色地図(Your atmospheric color atlas)」のような色を使った作品もとてもきれいでドキドキしました。
「スターブリック」、「水の彩るあなたの水平線」、「ゆっくり動く色のある影」、「あなたが創りだす空気の色地図」の展示のようすはこちらでも紹介されています→http://www.kanazawa21.jp/exhibit/olafur/index.html

あと、地味ですが「見えないものが見えてくる(Your making things explicit)」も気に入った作品。

作品とも出会うし、人とも出会いたくなるような展示でした。
3月22日までで終わりですが、行けたらもう1回行きたいな。


無料ゾーンのタレルの部屋に行ったらほぼ貸切状態で、屋根に積もった雪が少しずつ融けてぽたぽた落ちているのがまた、いつもと違って新鮮でした。
濡れた床に空が映っています。床に映った空


タレルの部屋の床   タレルの部屋の床

ほんと久しぶりに館内のカフェ、Fusion21にも入りました。
Fusion21   プールの底