読んだり食べたりした記録

旧ブログ「おやつ、読書・・・ときどきバレエのこと。」

読んだ

村上春樹 「1Q84 BOOK1」

久々にハードカバーの新刊本を買いました。 1Q84 BOOK 1(2009/05/29)村上 春樹商品詳細を見る とり敢えずBOOK1(上巻)を読了。 持ち歩くのも大変だし、ほとんど家の中で読んでました。まだ半分読んだだけですので、感想は保留。 でも楽しく充実した読書をし…

村上春樹 「海辺のカフカ(下)」

「海辺のカフカ」下巻も読了しました。 海辺のカフカ (下) (新潮文庫)(2005/02/28)村上 春樹商品詳細を見る 面白かったです。 こんなの書いちゃって、バラバラ、とか、何が言いたいか分からん、とか、退屈、とかにならないだけでもすごいけど、引き込まれて…

村上春樹 「海辺のカフカ(上)」

「1Q84」で世間が盛り上がっているときにピントがずれてて恐縮ですが、「海辺のカフカ」を読んでいます。 村上春樹の小説(長編中篇短編...)で唯一未読で残ってましたので。本日上巻を読了しました。 海辺のカフカ (上) (新潮文庫)(2005/02/28)村上 春樹商…

真山仁 「ハゲタカ II(下)」

「ハゲタカII(「バイアウト」改題)」、下巻も読了しました。 シリーズを読み始めたころは、経済情勢も用語も分からん、と四苦八苦していましたが、ここにきてやっと少し慣れてきたようです。 経済に詳しくなった、っていう意味じゃなくて、分からない部分…

真山仁 「ハゲタカ II(上)」

「ハゲタカ」に続いて「ハゲタカII」も読み始めました。 とりあえず上巻読了。 ハゲタカ2(上) (講談社文庫)(2007/03/15)真山 仁商品詳細を見る 「ハゲタカ(1)」の約1年後、前作に登場した主要人物の「その後」からお話は始まります。 前作は(経済に疎い自…

真山仁 「ハゲタカ(下)」

ハゲタカ、下巻も読了しました。 ハゲタカ(下) (講談社文庫)(2006/03/15)真山 仁商品詳細を見る 作中に登場する銀行の名前など、実在する企業名をもじって付けられていて、元は何だったかと読みながらつい考えてしまいます。三葉銀行→三和銀行、足利銀行→足…

真山仁 「ハゲタカ(上)」

NHKでドラマ化され、映画も公開されている話題作、の原作です。 例によってテレビや映画は観てないですけど、薦められて読むことにしました。 ハゲタカ(上) (講談社文庫)(2006/03/15)真山 仁商品詳細を見る数字に弱いため金融ものとかは読むの大変なんですが…

宮尾登美子 「寒椿」

引続き宮尾登美子さんの作品。 こういう作品を「女流文学」というのだろうなあ。 寒椿 (新潮文庫)(2002/12)宮尾 登美子商品詳細を見る 芸妓子方屋で姉妹のように育った4人の女性たちの半生を、子方屋の娘の視点で辿るという、作者自身の出自とも無縁ではない…

宮尾登美子 「蔵(下)」

「蔵〈上〉」を読んだ後、すぐに続きが読みたい気持ち半分、楽しみをあとにとっておきたい気持ち半分で、数日ねかせてたんですが、昨日「蔵〈下〉」を読み始めるや、止まらなくなりあっという間に読了。 蔵〈下〉 (角川文庫)(1998/01)宮尾 登美子商品詳細を…

宮尾登美子 「蔵(上)」

宮尾登美子さんの作品って大好きです。 流れるような美しい文体が自分に合っているのでしょうね。 読み始めたら止まらなくなります。 (慣れるまでは少したいへんかも)さて、久しぶりの宮尾作品。 地元の書店に置いてなかったので、Amazonで注文しました。 …

有川浩 「空の中」

裏表紙の「すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント!!」の文言と、恩田陸氏絶賛というカバー折り返しの紹介文で思わず買ってしまった1冊。空の中 (角川文庫)(2008/06/25)有川 浩商品詳細を見るたしかに面白かった!!第一印象…

横山秀夫 「ルパンの消息」

こんないいお天気の週末だというのに、ひまさえあれば本ばっか読んでて・・・しばらく本屋には近づかないほうがいいかも。でも、これだけは夢中で読んでしまったのも仕方ないです。 ルパンの消息 (光文社文庫)(2009/04/09)横山 秀夫商品詳細を見る 横山秀夫さん…

坂木司 「シンデレラ・ティース」

以前、歯科医院に勤めていた私。 歯医者ものの小説と聞いていたので、文庫が出てさっそく購入。 シンデレラ・ティース (光文社文庫)(2009/04/09)坂木 司商品詳細を見る 帯には「青春ミステリー」と書いてありましたが、別にミステリーではなかったです。 歯…

万城目学 「鴨川ホルモー」

家に買い置きしてあった文庫本。 ちょうど映画化されている作品です。 鴨川ホルモー (角川文庫)(2009/02/25)万城目 学商品詳細を見る 最初の頃は「青春!」「仲間!」「恋!」なテーマがキツイかも・・・と思っていましたが、「その五・京大青竜会ブルース」あ…

誉田哲也 「ジウIII 新世界秩序」

いよいよ完結編。 休日を利用してノンストップで読了しました。 ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)(2009/02)誉田 哲也商品詳細を見る 荒唐無稽、マンガチック、と言いながらも、面白かったー! 「ジウ〈2〉」では残酷な描写とかが気になって気持ち悪かったんで…

誉田哲也 「ジウII 警視庁特殊急襲部隊」

先日の「ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係」に続いて「ジウ〈2〉」も読了。 ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)(2009/01)誉田 哲也商品詳細を見る 最初読み始めたときは、3つの独立したシリーズものだと思っていたのですが、実は「1」から「3」までで1つ…

誉田哲也 「ジウI 警視庁特殊犯捜査係」

今日読了。 最近よく本読んでるからかパソコン仕事のせいか、目が痛い・・・。 ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)(2008/12)誉田 哲也商品詳細を見る 今まで知らなかった作家さんの本で、自分としてはけっこう冒険。 登場人物が多いわりに枚数が少ない…

東野圭吾 「幻夜」

「白夜行」を読んだ勢いで、あっという間に「幻夜」も読了。「白夜行」と似ていますが、微妙に角度が違ってました。 スケールの大きさや茫漠とした寂しさは「白夜行」が上でしたが、「幻夜」では「白夜行」で書ききれなかった一面が見られて得した気分です。…

東野圭吾 「白夜行」

長い本が好き。 ということで、辞書か電話帳かという厚みの本に、久々挑戦。 (といっても、京極堂シリーズほどじゃありませんが。) 白夜行 (集英社文庫)(2002/05)東野 圭吾商品詳細を見る 前に一度ドラマ化されたそうですが、例によって全く見ていませんで…

森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」

昨年12月に待望の文庫化。 あちこちで絶賛されているのを見て、楽しみに待っていました。 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)(2008/12/25)森見 登美彦商品詳細を見る 最近の私は、若者向けの恋愛小説やラブソングなんて「へっ」と思って見向きもしないやつなんで…

奥田英朗 「ガール」

出版された当時、あちこちの書評で大絶賛されていたのを見て、ずっと読みたかった短編集です。 1月にやっと文庫化されたので、買ってありました。ガール (講談社文庫)(2009/01/15)奥田 英朗商品詳細を見る 作者の奥田英朗さんといえば先日「オリンピックの身…

宮部みゆき 「鳩笛草」

あうん堂で買った、宮部みゆきさんの短編集。 鳩笛草 (カッパ・ノベルス)表紙に「推理小説集」とありますが、推理小説・ミステリーではなくて超能力ものでした。「朽ちてゆくまで」の予知能力、「燔祭」の念力放火能力(パイロキネシス)、「鳩笛草」の透視…

乃南アサ 「風の墓碑銘(エピタフ)」

凍える牙→花散る頃の殺人→鎖→未練→嗤う闇と、ずっと読んできた 女刑事・音道貴子シリーズ最新作の、待ちに待った文庫化。 さっそく読みました。 風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事音道貴子 (新潮文庫)(2009/01/28)乃南 アサ商品詳細を見る風の墓碑銘(エピタ…

山崎豊子 「二つの祖国」

読み始めてから1ヶ月近くかかって、さっき読了。 下巻はこの週末に一気に読んだわけですが。 二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)(1986/11)山崎 豊子商品詳細を見る二つの祖国〈中〉 (新潮文庫) 二つの祖国〈下〉 (新潮文庫)作者の山崎豊子さんは大正13年生まれ。 …

海堂 尊 「ジェネラル・ルージュの凱旋 (上・下)」

「螺鈿迷宮」を読んだ勢いで、文庫化されたばかりのコチラも一気読み。ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)(2009/01/08)海堂尊商品詳細を見るジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫)(2009/01/08)海堂尊商品詳細を…

海堂尊 「螺鈿迷宮(上・下)」

昨年末に読み始め、ちょっと見てはやめ、思い出したようにまた読み・・・今朝、やっと読み終えました。螺鈿迷宮 上 (角川文庫)(2008/11/22)海堂 尊商品詳細を見る螺鈿迷宮 下 (角川文庫)(2008/11/22)海堂 尊商品詳細を見る「ノックの音と共に、白衣の女性が現れ…

2008年・今年読んだ本

今年読んだ本を思い出せるだけ挙げてみました。 46冊ありました。 毎日読書できるわけではないので、量としてはこんなものでしょう。 宮尾登美子 「天璋院篤姫(上・下)」 [emoji:v-354] 宮尾登美子 「櫂」 宮尾登美子 「春燈」 [emoji:v-354] 宮尾登美子 「朱…

東野圭吾 「容疑者Xの献身」

直木賞受賞作、2006年のこのミス第1位などなど受賞作、ついに読みました。容疑者Xの献身 (文春文庫)(2008/08/05)東野 圭吾商品詳細を見る途中、数学のテストの話のくだりで、事件のトリック(オチ)は読めてしまいましたが、それでも読後に残る切なさは消えま…

東野圭吾 「予知夢」

「探偵ガリレオ」に続いて、シリーズ2作目の「予知夢」も読む。予知夢 (文春文庫)(2003/08)東野 圭吾商品詳細を見る「オカルトめいたことを科学的に解き明かそうとすると、意外な真理が見えてくる」草薙刑事のセリフ(「予知る」)ですが、まさにこのシリー…

東野圭吾 「探偵ガリレオ」

今年テレビドラマや映画になった有名な本ですね ^ ^探偵ガリレオ (文春文庫)(2002/02/10)東野 圭吾商品詳細を見る宮部みゆきさんなどのミステリが好きな割には、東野圭吾さんの本って、今まで一冊も読んだことなかったんですよ。 面白そうなのがたくさんあっ…